2013-01-01から1年間の記事一覧
大亀ガウディの海 ジャー・ヒロ これは原発の被災地に楢葉で、放射性廃棄物を地中に埋めるために(黒ビニールの袋に入れて)、ボーリングしているところです。2013年11月 中間(最終)貯蔵地になる予定地 この小説には不思議な存在感がある。亀が語り…
私は11月5日から7日まで、福島県いわき市から元小学校教頭の二人の友人とレンタカーに乗って、除染した後の放射性廃棄物を大量に埋設している楢葉(原発から15キロ圏内)や原発から12キロ圏内の富岡町の商店街へやってきました。いわき市では、私は、3…
森の中で老木となって朽ちていく樹は、ナースロッグ(Nurse Log)と呼ばれているそうです。それは風倒木となり、みずからの体で他の生命を生かしていく資源になるから。つまりこれらの老木は、森の多様な生命を育み看護していくという意味で、Nurseと呼ばれて…
今、大きな雪崩(なだれ)現象が起きています。これは原発推進だった世論の方向性が、原発ゼロや廃炉に向けて大きく動き出していることを意味しています。しかもそれは加速度的に・・・この現象は、時間がたてばたつほど急激な変化を巻き起こしていくことで…
脱原発・反原発社会の必要性を説いている小泉元首相の考えは最も正当ですね。今、日本は原発社会から自然エネルギー社会へと大転換できる大きな可能性があります。危機をチャンスに変えるべく、党派を超えて連帯して、全原発のゼロに向けて、金曜日には、首…
2013年9月26日、ライブカメラによると、午前8時から9時にかけて、福一で大量の放射性水蒸気が勢いよく大量に噴出しています。それを見ると地下で大変なことが起きているようです。ライブカメラをよく見て下さい。マスコミはなにも報じませんが、地…
1998年の暮れ、私はパキスタン政府の社会福祉省の青少年福祉を担当している職員の依頼で、刑務所に収容されている子どものための識字教育活動に協力する機会を得た。当時私はJICA(国際協力機構)からパキスタン政府へ識字専門家として派遣され、連…
「アメリカ産牛肉の実体」 以下は、「まだ、肉を食べているのですか」 ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著より、抜粋されたものです。 「うちは4代続いた酪農家だ。私は長年カウボーイとして、牧場で汗と埃にまみれて働いてきた。モンタナの農場に育…
Kazuko Tajima 田島和子の作品ブログ http://kazuko-tajima.at.webry.info/ 種子に秘められた物語 水のこんせき はるかな時空をめぐる 生の記憶死という肉体はやさしく 降り積もり 大地となる人が言葉を発する はるか昔から 自然が静かに 生と死のめぐりのう…
2020年の東京オリンピック開催は決定された。日本は喜びにわいている。 しかし、忘れるな。IOCの委員会で最終プレゼンテーションを行った安倍首相のスピーチは、福島原発の事実を伝えたものではなかった。それは虚偽であった。 ー福島の状況はコント…
. 3.11以降、「日本ほど情報操作の上手な国はない」とドイツのテレビ局が驚いていました。私も痛感するのです。このたびのオリンピックの開催に関しても、日本は「原発のコントロールには失敗しても、国民のコントロールには成功している」ように思えた…
8月15日から25日まで、「ラオスのこども」から招請を受け、ビエンチャンなどへ行って、絵地図分析ワークショップの開催に協力してきました。これはラオスで活動している「こども文化センター」の20年間の活動についての評価を行いながら、これを基に今後の方…
東電は、3.11以来、虚偽の上にも虚偽を重ね、日本や世界中を放射能汚染に投げいれてきた犯罪的な会社である。発表は何度行っても、その内容はほとんど虚偽であり、すべて信頼のないものであった。対策発表を口では詳細に報道しながらも、高濃度の汚染水…
今日、浜松へ行って壇和男さん、マリールウさん、中林信博さんと4人で「大亀ガウディの海」の歌のCD化やアニメ・ミュージカル製作などについて話し合いました。素晴らしい一日でした。浜松は、音楽の町として著名な町、そして近くには太平洋の核実験で被爆し…
涙と感動のブログーこれだけは読んでおきたい記事! 1. お母さんのカマボコ http://tajimaiclc.at.webry.info/201205/article_17.html2. 軍事政権下のミャンマーで推進した基礎教育改善のための民主的プログラム ミャンマーに春が来るか。(2006年) ht…
4月21日(日曜日)、目黒母親大会での講演のご案内です。 田島伸二 (寓話作家・教育者ー目黒区在住)が開催されます。福島原発事故以降、子どもたちや母親たち、そしてすべての人間や自然が放射能によって重大な危機に直面しています。この講演は「生命を…
東日本大震災で津波にのまれて行方のわからなくなった母にあてて「ままへ。いきてるといいね おげんきですか」と手紙を書いた岩手県宮古市の昆愛海こんまなみちゃん(6)はこの春、1年生になる。 震災までは両親、妹、祖母との5人家族。いまは祖母との2…
フェースブックに、このような興味ある記事が載っていました。ご紹介します。あなたならどうしますか? バスの中で言葉の暴力を喰らった。 10歳の息子がある病気を持っており、車いす生活で、さらに投薬の副作用もあり一見ダルマのような体型。 知能レベルは…
未来に伝えたいこと―残したいものー目黒母親大会へのご招待未来に伝えたいこと―残したいものというタイトルで、目黒母親大会の講演ー田島伸二氏 寓話作家 (目黒区在住)が開催されます。「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることを望みます」の…
2007年6月、私はミャンマーのキリスト教大学の学長から招かれて全学生280名と教師15名を対象に、学校付属の教会で2時間30分の講演を行った。教会で話したのは、私は初めての経験であった。その当時はまだ軍事政権の厳しい目が随所に光っていて、なか…
日本最初の開港地である静岡県の下田は、幕末の歴史の中で非常に重要な役割を果たした。美しい港町だ。しかし驚いたことに下田市ではいまだに「唐人お吉」(とうじんおきち)という差別的なニュアンスをもった呼称を相も変らず使用していることである。「唐…
仏教ボランティアの現場から 正しき怒りと優しさを――『大亀ガウディの海』の作者、田島伸二氏へのインタビューから●絵本学会での出会い 昨年の六月十二日、東京の大正大学で行われた絵本学会大会に参加した。受付を済ませると懐かしい顔が見える。田島伸二氏…
これは現在、国連の最も深刻な実態と課題である。国連のWHOは大胆な機構改革を行わないと、国連には未来はない。世界の人々の保険を守る国連保健機構(WHO)は、原発がもたらす影響や健康について、全くなにも行っていないことが明らかになってきてい…
コンキチの創作を書き始めたのは 1974 年、もう 40年前になりますね。当時、遊学していたド イツのミュンヘンにあるアパートの6階で、小雪が舞っているアルプスの方角を眺めながら、 ふと思いついて書き始めた寓話です。そのとき私は26歳、毎日、バイエルン…
課題図書になれば・・・・・世界16カ国で翻訳出版された「ガウディの青い海」が刊行! 世界中で大きな話題となり、アジアの16カ国で翻訳出版された「ガウディの青い海」が星の環会から刊行されました。これは1994年に刊行された「大亀ガウディの海」の内容…