生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることを望みます―目黒母親大会

4月21日(日曜日)、目黒母親大会での講演のご案内です。
田島伸二 (寓話作家・教育者ー目黒区在住)が開催されます。

福島原発事故以降、子どもたちや母親たち、そしてすべての人間や自然が放射能によって重大な危機に直面しています。この講演は「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることを望みます」のスローガンをかかげて開かれる講演と話し合いの広場です。

*母親大会とは: 
母親を「母性を持つすべての女性を対象にした呼び名」と位置づけ、「生命を生み出す母親は生命を育て生命を守ることをのぞみます」を掲げている。1954年のビキニ環礁で行われた水爆実験に、女性運動家平塚らいてうら「原水爆禁止」の訴えを契機に、「原子戦争の危機から子どもの生命を守る母親の大会を」として、1955年に日本母親大会が生まれた。

田島伸二氏は広島出身で、40年来ずっと核実験に反対し、核兵器原発をどうしたら失くせるか、いろいろの寓話作品を書きながら行動してきた作家・教育者です。「大亀ガウディの海」、「沈黙の珊瑚礁」、「びっくり星の伝説」などの多くの作品は、原子力核兵器原発への怒りと子どもたちに命と愛、平和への思いを伝えた寓話による創作です。これらの本は、アジアの20か国で翻訳出版されています。

また田島氏が、長年ユネスコやNGOを通じて行ってきたアジア地域での女性のための識字活動(文字の読み書き運動)のお話もあります。
お話を伺いながら私たちも自分の大切なものを未来に伝えたいことなどを考え、話し合いましょう。


 
日時:2013年4月21日 (日曜日)13:30−16:00  
場所:目黒区区民センター社会教育館、第3研修室(7F)   
連絡先:TEL:  3719−2741 
参加費:  400円 保育あり  要予約