2010-01-01から1年間の記事一覧

「大亀ガウディの海」を小田原で語ります。 昨年から語り始めて、大変好評を得ている作品です。地球環境をテーマにすえ、 人間の欲望に翻弄される動物の視点から書かれた寓話です。世界16ケ国で 翻訳されています。それだけ何処の国でも切実な問題だからでし…

「大亀ガウディの海」が生み出された社会の中で生きる私

1960年代は、水俣病やイタイイタイ病など、日本の高度成長経済の下で、次々と深刻な環境問題が発生した環境の中にありました。私は公害で苦しむ人々の気持ちを感じながら成長した団塊の世代に属していましたが、その中で痛感したことは、人間による環境問題…

KONKICHI−さびしい狐-日中韓の3カ国の「楽劇」が共同公演される。

日本・中国・韓国の3カ国共演「楽劇」 平成20年度文化庁芸術祭参加作品ー渋谷セルリアン能楽堂&越谷能楽堂 KONKICHI−さびしい狐http://www.youtube.com/watch?v=80rJ4Rp3RIs原作:田島伸二 芸術監督(作曲):劉宏軍 脚本・演出;東龍男 監修:三隅…

歴史は生きている。歴史とは人々の生き方である。

日韓両国で作る歴史研究者の研究成果が、このたびまとまったが、その労を多とする。しかしこれは3年間で終了せずにさらに継続して、次世代へ繋げていくことを提言する。「歴史とは永遠に眠りついた事実ではない。歴史とは過去のことだけではない。現在や未来…

鼻をもがれた仏陀が 微笑んでいる 春

麦の新芽は 音もなく伸びる 伸びる

これはパキスタンのNWFP(北西辺境州)で撮影した麦の新穂です。初々しいですね。 アフガニスタンの戦争が、パキスタンへも大きく影響していますが、どうか若い麦たちには幸せに健やかに伸びてほしいものです。

自己と世界の変革をめざす「連帯教育」の理論と行動

気候問題捏造事件http://www.democracynow.org/2010/3/9/the_real_climategate_conservation_groups_align第1に、連帯教育の目的は、徹頭徹尾、世界のありのままの事実を知ること、そのためには既存のジャーナリズムを徹底して懐疑することーそして国境なき…

インドの女優

インドに、ナンディータ・ダスという女優がいる。友人の娘である。その昔、18歳の彼女にデリーの自宅で会ったとき、彼女はまだにきびのある女子学生だった。彼女は実に好奇心が旺盛、私にいろいろ質問を浴びせながらも、私のしゃべることにも一心に耳を傾け…

インドの音楽の鬼才・アリフ・カーン公演と語りー

4月1日 インドの音楽の鬼才・アリフ・カーン公演と語り 昼の部 「海・水・生命」−語りとタブラによる『大亀ガウディの海』 日時 2010年4月1日(木) 開場 13時 開演 13時30分 場所 東京・目黒パーシモンホール 小ホール http://www.persimmon.…

パプアニューギニアの路上で(A.ラマチャンドランととともに)

絵地図分析の序

4月1日の環境物語とインド音楽の極致ー目黒パーシモンホールにて

人間の脳の機能を破壊するかもしれない3Dの映像時代が到来した。

3Dの映画は、人間の思考や存在のしかたを革命的に変える!それはなぜか?空間認識力とは、三次元の空間上で、物体の位置や形状、方向、大きさなどを、直感的に素早く認識する能力の事を言うが、3Dの映像は、生物の脳がもっているこうした機能を基本的に…

東京に設置された「国際識字教育学会」についてのお知らせです。

ICLC国際識字文化センターは、これまでのICLCの識字教育プロジェクトの10周年を記念して、2015年8月3日に、国際識字教育学会(英文名:The International Academy of Literacy Education)を設立することになりました。 地球規模での貧富のギャップ…

語りがもたらす生命の響きー古屋和子さんの語りから

さて、先日の、「大亀ガウディの海」の物語と語りは、心の奥底に響く大変すばらしいものでした。ちょっと長くなりますが、改めて感想をお伝えできたらと思います。 物語冒頭、高層ビルの水族館に連れて来られたガウディの憂鬱、大きな呻き声は、私の心を捉え…

The Lonely Fox - KONKICHI translated into 28 languages

It was February, and the rays of the winter sun glittered brightly on the snow that covered everything in sight. In other years, every animal living in these hills would still be fast asleep in winter hibernation, but this year there was o…