FBとはなんと不思議な世界でしょう!

FBとはなんと不思議な世界でしょう! FBを通じて知り合った世界中の友人は、日本や海外に実にたくさんいますが、16年前、パキスタンのアフガン難民キャンプで知り合った少女は、その後、アフガニスタンのカブールに帰還し、幸運にも大学教授(英文学)になって活躍していているのを知ることができましたし、またFBで知り合った日本の人々とは、原発反対デモで実際に国会前で出会い、また映画製作者にはアニメの作品まで作っていただくなど、いろいろの方々とFBを通じて知り会うことができました。とくにアフガンの友人の場合、当時彼女が読んだ物語を再度英文で求められたので、その物語⒒篇をFBを通じて彼女に送ったところ、彼女は大学で教えている学生たちに広く配布し、カブールの学生たちからは、戦禍の中、たくさんの感想文をいただくこともできました。その内容は実に感動的です。

そして今日は、スーダンで新任の教師となった友人から求められて、英文の物語を11篇(さびしい狐、雲が語った物語10篇)をFBを通じて送りましたが、これも広く学生たちに印刷して配布するそうです。雲が大空を流れながら、世界で見た風景や考えたことを自由自在に書いた物語が、こうしてどんどん広がっていくのです。またパキスタンNGOを主宰している友人は、これら30篇の「雲の物語」すべてを自分の経費で出版して、送ってくれました。その中には、キラン図書館の題名で、無実で刑務所に入れられた少年の物語なども含まれています。すぐに刑務所の子どもたちへも送られることでしょう。


言葉の世界って実に不思議ですね。特に言葉が物語を構成すると、人々へ感動を伴いながら自由に伝播していくのですから・・国境を越えて・時間を越えて・・そしていつまでも心に残っていくこともあるのですから・・・これらの私の物語は、幸運にもほとんどが、すでに広くさまざまな言語で翻訳出版されていることもあり、私は、特に途上国の場合にはだれにも自由に使っていただいていいと思っているのです。はい。そうです。コピーライト (C) ではなくて、コピーレフト (L) の考えかたです(笑)それからご参考に言いますと、だれでも日本語の物語などを、外国の友人などの協力で英文に翻訳しておくと、今の時代とても役立ちますね。すぐにネットに乗って広がっていきますから。言葉は生まれたときからFBのように、いつも広がっていくことを強く求めているのですから・・・・・。