バッタンバンのライブラリアン

私は、昨日から学校教育と成人識字のための図書館の改善のために、カンボジアの古都であるバッタンバンに来ていますが、今回、識字教育の上で、大変大きな発見をしました。プノンペンのスラム地域で行った絵地図分析ワークショップと並んでとても嬉しい気持ちです。

これまで私は30年間、アジア・太平洋地域で成人の識字教育に携わってきましたが、その労苦が一気に実ったような気持ちです。つまりアフガニスタンカンボジアなど、大人の識字率が最も低い国で、どのように識字教育(読み書き活動)を行うか、あるいはどのような図書館活動を行ったらよいのか、その方法論において明快な答えを見つけたように思ったのです。今日は本当に嬉しい日です。世界中で一番忙しくなる図書館員(ライブラリアン)の仕事を発見した日となりました。これは「コロンブスの卵」ではなくて、「バッタンバンのライブラリアン」ですね。

また詳しく報告します。