NHKの9月10日の「試してがってん」という番組を見て、実に大きな驚きと不快な衝撃を受けました。
NHKの9月10日の「試してがってん」という番組を見て、実に大きな驚きと不快な衝撃を受けました。それは今回の番組では、「乾物に重層などを加えると、まるで生もののように美味しく戻せる」という技術をいろいろ楽しく教えていたのですが、乾パンなどの実験には、たくさんの自衛隊員が参加していました。
しかも、これら自衛隊員は、全員銃を肩から下げていたり、銃を手にしている銃装備の自衛隊員だったのです。なぜ自衛隊員は、このような銃装備の姿で、NHKの「試してがってん」のような番組に参加しているのでしょうか?NHKは、全く良識がなく不見識としか思えません。これは、銃を手にした自衛隊員を、普段からお茶の間で、国民の目に慣らしているようにしか思えません。それともこれは、戦闘中の自衛隊員であることを強調したかったのでしょうか?乾物を美味しく食べるシーンを撮影するのにこのような演出は不必要です。災害などでの非常食などいくらででも市民主体で撮影できるはずです。
NHKは戦前、好戦的な番組によって、悲惨な戦争に多くの若者を追いやったように、今日の国民的テーマでもある集団的自衛権において、自衛隊を国民に浸透させようと、あの手この手で戦前や戦中と同じ番組を作っては、国民を戦争へ煽っている張本人です。NHKのあらゆる番組の中に、自衛隊の存在を登場させようとする方針が徹底しているのを感じ取るのは、私だけでしょうか?