原発の村の、見捨てられた牛や猫や犬を見たことがありますか?

原発の村の、見捨てられた牛や犬を見たことがありますか?ほかの動物たちはいつも人間を見ているのです。「人は、この世でなにをやっているのか」 この物語りは生物の叫びです。http://tajimashinji.at.webry.info/201104/article_13.html

人間は、風の前で揺れて消えそうなフィラメントのようです。「大亀ガウディの海」の最終章の部分では思わず泣いてしまいました。とても感動したのです。これだけ感動した物語はあまりありません。是非、多くのひとびとに読んでほしいと願っています。現代が切実に必要としている物語です。


原発の恐ろしさを描いた絵本ーアジアの17カ国でも翻訳出版された原発寓話「大亀ガウディの海」の語りが行なわれます。海の放射能汚染の中での生物の叫び、次世代の子どもたちに何を伝えていくかhttp://tajimashinji.at.webry.info/201104/article_13.html 


2050年、中国やインドでは、原発エネルギーに満ちあふれています。空前の世界景気です。しかし深刻な問題が発生して、次々と問題で石棺を作っていく結果に・・人類の運命を描いた石棺や大亀ガウディの海の語りが行われます。


現在、敦賀原発は故障のため全部止っています。そして浜岡原発も首相の一声で全部止りましたが、解決策は12−13メートルの防潮堤を築くことでしょうか?いえ、大地震によって複雑な配管が音をたてて壊れていくと、冷却などは全くできなくなってしまうのです。津波や電源だけでないのです。


ミャンマーの軍事政権は、反政府デモの人数を4千人と発表していましたが、事実は、3万人の参加者でした。福島原発では、3月11日以降に何が起きていたのか?放射能の数値は計器の故障のため調べられなかったといいますが、事実を知りたい。恐らく公表できないような数値だったのでしょう。



事実の公表が、なぜこんなに発表内容が異なるのか?チェルノブイリ原発では、25年間で約100万人の人々が亡くなったと言われていますが、当局は4000人と発表しています。http://iclc2008.iza.ne.jp/blog/entry/2272422/


今、福島の原発事故で日本は悲鳴をあげていますが、2050年のアジアの原発状況を予測すると、さらに深刻です。それは中国とインドが、現在それぞれ100基もの原発を新設していて、廃棄物の保管場所も闇に包まれているからです。原発産業には民主主義は存在していないのです。

これだけの語りの感動はありません!原爆と原発、そして海の生物環境。東京、5月14日夕、江東公会堂にて、古屋和子の語りが行われます。http://tajimashinji.at.webry.info/201104/article_13.html

福島の子供たちの20ミリシーベルト被爆限度線量については、国際放射能防護委員会ICRP のリスクモデルを批判するための欧州放射線リスク委員会http://www.jca.apc.org/mihama/pamphlet/pamph_ecrr2_smry.htm


津波では、三陸海岸で15メートル以上の防潮堤を建てていた村では、一人の死者も出していません。山の上にすべて住宅地を建てなくても、海岸付近でもしっかりした地盤に15メートル以上の建物を建てれば、緊急避難はできるのです。新しい発想の建築が必要です。


事実を知るということがいかに難しいか、事実を知らせることがいかに難しいか、人間の生存とは、表皮的な虚偽や真実の海で漂っている小さな船ですね。情報化時代、こうした本質的な懐疑や疑問も教えるのが本当の教育ですが、地震津波では、ただ信じあうこと、助け合いことだけを教えています。



2011年、地球の東西で、人類の炉心が溶融しました。東では、福島の4基もの原発溶融事件です。西では、オサマ・ビン・ラディンの殺害ですが、どちらもこれからの人類の生き方に大きな影響を与え、本質的な解決に向けては100年以上かかります。


世界の海は間違いなく死に瀕しています。それは三陸海岸だけでなく、中国やインドの海岸でも同じことです。地球の生き物の叫びが聞こえませんか?原発は人を汚染するだけでなく、生き物すべてを汚染していくのです。



すべてが終わってから、どうして人間は重要なことを知るのだろう。後悔とともに・・・しかしそれが人間というもの・・・5月14日の語りは、原発で苦しむ地球の生物たちの叫びです。http://tajimashinji.at.webry.info/201104/article_13.html


作品の根には「宇宙、自然、人間を含めた生きものたちはみんなつながっている」、「どんな困難な状況にあっても、自分で未来を創りだすことが大切」に共感します。人間の想像力、物語のもつ力を信じます。これを書いている今も、心の奥がふつふつしています。5月14日の夕方に会いましょう!