新しい日本の100万人の雇用計画(100万人のバラの花計画)

今、日本は絶壁にさしかかっている。

権力者は権力をもてあそんではいけない。権力とは神聖なものだ。これまで3代も首相が変わり、年金問題や金融不安など政策変更が大きく問われた中で、自民党公明党政権は、民意に問うことを一切避けて権力をもて遊んでいる。権力を手渡さないのだ。特に公明党が果たした民意に反した役割は、これからの歴史が正しく判断するであろう。宗教政党とは、いったいなんであろうか?こうした中で渡辺元行革相は、「もう自民党には我慢できないとばかり」、麻生を批判し、自民党離党を叫んだのであろうが、この叫びは今の日本のすべての国民の願いでもある。

民主党社民党共産党にしても、自らの政策がただ正しいと叫んで満足するだけではなくて、新しいビジョンを勇敢に示しながら次々と実施に移れ!そして寒き街頭に立って、それを伝えていくべきだ。日本の村は疲弊しているのか?たくさんの土地はあるのに?日本はテント村だけを広げていくのか?そうではない。
日本は世界に先駆けて、創意工夫をした雇用の100万人計画を実施してほしい。

100万本のバラの花ではない。100万人のバラの人の雇用計画である。テント村を厚生省や学校に拡大するのではなく、各地方自治体の創意工夫にすべてを信頼を傾けて実行させよ。しかし地方自治体は、NGOやNPOなど多様な協力を得てそれを計画しないと、再び金塊の鯉を製造してみんなで触って喜んだり、故郷創生とはいいながらハコモノ行政に終始するのが関の山である。

麻生の言うような富める者も含めて定額給付金の2兆円をばら撒いて、選挙対策に当てるのではなくて、
この2兆円は、各地方自治体の独創性とアイデアと実行力による新雇用計画で100万人を創出すること。これこそが新生日本のニューディール政策となっていく。そして衆議院選挙の後、新体制のもとで新しい
100万人雇用計画を大胆に企画、実施してもらいたい。それは野党のすべての知恵と経験を結集せよ。

それは欧米に先駆けて、日本や世界が蘇生する始まりとなるであろう。野党は大きなビジョンを打ち立てるとともに、世界に先駆けて夢を作り出す必要がある。自民党公明党は共に、墓石に入って100年の眠りに入るのが必要だろうと思う。責任をとれということである。

だれがなんと言おうと、こうした流れが始まる!!

それが2009年だ。