今年の秋の最大の舞台ー狂言+現代仮面劇が、三カ国共同公演で始まる!

愛・自然・人間 のありかた・・・
天平楽府の奏でる楽曲にのせて・・・
人間と自然の共生の大切さをテーマに・・・
日本・中国・韓国の芸術家たちが・・・

楽劇 KONKICHI (日中韓三国共同制作) 
平成20年度文化庁芸術祭参加作品

多くの国で翻訳出版され、広く読まれている物語「コンキチ」が、日本・韓国・中国の狂言師、歌舞伎役者、京劇役者、現代舞踊家、音楽家たちにより、新しい楽劇として新しく登場しました。

(東京)渋谷セルリアンタワー能楽堂 昼公演 夜公演
10月28日(火)午後3時開演の回又は午後7時開演の回 
前売10000・9000円
KONKICHI のホームページ: http://j-asia.jp/konkichi/


(埼玉)
10月17日(金)午後7時開演の回のみ  前売3500円 学生1500円
会場 こしがや能楽堂(埼玉県越谷市花田六丁目6−1)
交通 武蔵野線南越谷駅から又は東武伊勢崎線新越谷駅からバス・タクシー


日中韓三国共同制作
楽劇
「Konkichi」

田島伸二原作の「孤独なコンキチ」は、現代を生きる人間や社会を痛烈に風刺しながらも、愛について、自然について、人間のありかたについて、ユーモアをもって語りかけながら「人の生き方」について痛切に考えさせられる寓話です。読者は、主人公である狐(キツネ)の「コンキチ」の滑稽でもあり悲しくもある姿に、あるときは自らの姿を重ねあわせ、ある時は現代世界を見つめさせられます。本として読み継がれるのみならず、ドイツのベルリンでは第1回国際文学祭でドイツの著名な俳優によって上演され、パキスタンでは国立劇団での舞台化、また日本では宮沢賢治の語りで有名な林洋子氏が、劉宏軍氏と語りと音楽、インドのパジパイ氏は、米国の音楽家ホフマン氏と舞踏の形で上演して大きな感動を呼び起こしています。

 今回の「楽劇」という新しい試みは、日本・中国・韓国の芸術家が共同で「コンキチ」の演劇を通じてより広く人々の心に、21世紀を救う感動的な物語を手渡そうと企画したもので、日本の狂言伝統芸能や中国古代の音楽を駆使して、自然と人間の内面に深くきりこみながら生命の躍動感を得て、勇気を奮い起こさせる舞台企画です。

 日本・中国・韓国の第一線で活躍する音楽家狂言師舞踊家、歌手、俳優、舞台制作者による共同作業の舞台を通じて、日本のみならず世界の広い年齢層の観客に対して「コンキチ」という個性を表現しながら、自然、現代文明、人間の心の旅を始めていくことを呼びかけたいと企画された。