農水省は、なぜ7割もの汚染米を中国から輸入していたのか?

農水省は、なぜ7割もの汚染米を中国から輸入する愚策を行っていたのか?

今回の農薬検出の中国産のもち米を、なぜ農水省は輸入する水際で防ぐことができなかったのか?これには日本と中国の輸入関係者間で相当の深い闇が隠されているようだ。司直のメスが大胆に必要ではないか。こうした実体は国民にはなにも公表されてはいない。

国民の食の安全を犠牲にしても、汚染米を中国から5000トンも輸入したのはなぜか?
こうした輸入のときには、検査というものをやらないのか?もしもやらなかったら、それは犯罪であるし、検査をやってももし見過ごしていたのだったら、それも犯罪である。
そしてやったとしても検査の質が余りにも低かったのなら、それも業務上の犯罪として追求を受けなければならない。

こうしたことがなにも行われすに、事実をすべて隠蔽しようとした官僚体質には大きな因があるが、それ以上に政治的にも暗い闇も存在しているのではないか?こうした汚染米の情報は、今回の事件が起きなかったら、なにも情報公開されなかったのではないのか!?メタミドホス入りの餃子事件にしても、輸入うなぎの汚染の実態にしても、農水省は中国での農薬などによる汚染の実態を相当に知っているのではなかったか?

汚染されたもち米が輸入米の7割(5000トンのうち3500トンが汚染されている)に達していると知ったとき、農水省は、なぜすぐにこれを公表して中国へそれを突き返さなかったのか、ということだ。輸入できるわけがないのである。国民は、こうした背景や理由を徹底して知る必要がある。日本人の健康がそれで決定されるからだ。

つまりそのためには、政権交代を早急に実現し、原因の究明を徹底して図る必要があるということだ。もはや現在の自民党公明党の態勢では、真実の顔は見えてこない。ごまかしごまかし自らの権益だけを追求する政治家や官僚たちの不正や癒着をきちんと正しておかないと、日本人の健康問題ははたちまちにして大きな瓦解に直面していくだろう。
農水省にも厚生省にもなにも期待できない。それは国民が知り抜いている!!





朝日コム
2008年9月17日6時2分
農薬検出の中国産もち米、03年輸入分の7割が汚染

 農薬などに汚染された事故米が食用に転用されていた問題で、有機リン系農薬成分のメタミドホスが検出された中国産のもち米は3500トンあることがわかった。中国産もち米は03年度に計5千トンが輸入されており、その7割が汚染されていた計算だ。ほぼ全量が、米穀業者などに売却されたとみられる。農水省が16日、民主党の求めに応じて説明した。中国産もち米を輸入したのは03年度だけだという。売却されたもち米のうち、三笠フーズへの販売が800トン、浅井が570トン、太田産業は718トン。三笠と浅井が食用に不正に転売した分が京都市の保育園や関西の菓子メーカーなどに流れたことがわかっている。3社にわたった2100トン以外には、米穀業者に工業用として売却されており、不正な転売は今のところみつかっていない。