3.11の原発事故による海洋環境を表した絶大な人気の「ガウデイの青い海」が刊行されました。

これは日本人によって書かれた壮大な環境物語で、2001年ベルリンの第1回文学祭では大きな話題となった物語です。世界中で大きな話題となり、アジアの16か国で20言語以上で翻訳出版された「大亀ガウディの海」が、普及版として「ガウディの青い海」として星の環会から刊行されました。定価1365円です。これを読まないと、日本人として海洋国家に生きている意味がわからないかも・・・

これは日本発の壮大な環境物語で、1999年にはオックスフォード大学出版局から英語版で刊行され、2001年のベルリンの第1回文学学祭では大きな話題となりました。韓国では12刷となり環境省の推薦図書となっています。3.11の大震災を経て、原発被災の恐ろしさを知った日本人にとって、核文明は人間の手によってコントロールできない絶壁に立っている象徴と云えましょう。
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次世代の子どもたちに夢と感動を贈る永遠の環境本の誕生です。学校での課題図書にして欲しいとの切実な願いが、全国の先生から数多く届いています。私は別に課題図書にならなくても、とにかく先生や子供達、父兄に手にとって読んでもらいたい。これほど大きな感激を生み出す本は是非、学校の子どもや先生たちに紹介したい!!!


 

ガウディの青い海 [単行本]

田島 伸二 (著), 谷川 ひろみつ (イラスト)

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 ●--------------------------- 田島伸二 作・谷川ひろみつ 絵

 ●---------------- 定価1,365円(本体1,300円)

 ●----------------------- A5判 NDC913 C8093

 ●------------------------- 2012/11刊行

 ●----------------- ISBN978-4-89294-516-8

 ●------------ 小学校高学年、中学

   16カ国16言語で翻訳出版。世界中で大反響!

   原子力核兵器への警鐘!

   子どもたちに贈る、いのちと平和のメッセージ



大都会の水族館でなに不自由のない暮らしを送りつつ、かつて住んでいた海に帰りたいと願い続けている大亀のガウディ。魚や蟹たちの協力を得て、なんとか水族館を脱出し30年ぶりに南の海へ帰るが、人間の行う核実験や原発によって海は死にかけていた。人間は宇宙の中で、始末に負えないゴミを創りだす唯一の動物・・・生き物たちの最後の希望である「生命の樹を守るため、生命をかけて核実験の阻止に向かう。青い海は戻ってくるのでしょうか?


3.11以降の日本ー子どもたちに必要なのは、夢見る力と想像する力だ。それは厳しい現実認識から生まれるのではないでしょうか?