海を徹底に破壊する人間たちー海底コンクリートの叫び

人間はなんでも臭いものに蓋をするときには、コンクリを使うのです。コンクリは非常に便利ですが、しかし海底では塩分があるので50年以上は持ちません。高レベルの放射性物質を閉じ込めたコンクリも、あっという間にボロボロに崩れてしまうのです。

もしも千メートルを超えるような深海に捨てたら、水圧もあってあっという間にコンクリートの容器は大爆発です。しかし人間は、視界から見えなくなることだけを目指して、海底へすべてのものを捨て続けるのです。こうした行為を行うと、そのリベンジは、われわれの次世代が放射能まみれになって直撃されて苦悶するところから始まります。目前の利益しか視界に入らない人間は、先世代のことは全く考慮しません。なぜって海は広くて深いし誰にも見えませんからね・・・・・

これは20年以上も前に書かれた寓話です。

特殊コンクリートの耐久性は、50年だそうです。そのあと高レベル放射能廃棄物は、波によって広い海へ拡散していってしまうのです。これがどれだけ高レベルの放射性廃棄物か、それを考えるだけで私はショックで倒れてしまいます。


福島第一原発 海底に特殊コンクリ流す(12/02/22)
http://www.youtube.com/watch?v=6EYSJN4_y1Y&feature