人間性の尊厳を向上させるヒューマン・リテラシーを推進する教育・文化・コミュニケーション活動

国際識字文化センター(ICLC)は、アジアやアフリカなど発展途上国が直面している子どもたちの識字教育(読み書き計算能力)や基礎教育の開発に向けて、1997年5月、5カ国(日本、インド、韓国、中国、米国)の有志によって国際NGOとして東京に設立されたものです。

世界が直面している格差の問題の根源には、現在、世界で約10億人を超える読み書きの出来ない人々がいますが、彼らは貧困や病気や環境破壊の中で、非識字のために、人間らしく生きていくための知識や情報を得ることができない厳しい状況の中で暮しています。そのため国際識字文化センターは、アジア・太平洋地域の人権・環境・平和・教育・文化などの分野で、識字教育と深く連携しながら、国境を越えた多様な形での“識字教育“の実践を行っている非政府組織の専門家集団です。そして専門家だけでなく専門家をめざす若者もたくさん参集しています。

21世紀の文明が内外から崩壊の危機に瀕している現在、ICLC国際識字文化センターは「ヒューマン・リテラシー人間性の尊厳を向上させる識字教育)を推進しようと、教育・文化・コミュニケーションを通じてアジア地域でさまざまな識字教育活動を行っています。行動やネットワークは、アジア地域の全体に広がっています。そして何よりも豊かな「ひと」の生き方や「心の眼」を創り出していくことを重要な目的としています。もちろん誰でも参加できます。それぞれが持っている特技や表現力こそが”リテラシー”のプロジェクトの中では最も重要なものですから。ボランティア精神と情熱のある方を歓迎致します。
http://jp.youtube.com/watch?v=yde39Z3dB-8 (ICLC TV)

ICLCを担っているのは、主にアジア・太平洋地域のユネスコユニセフ・人権・環境・教育・文化などの分野で、国境を越えて幅広い実践を行ってきた専門家集団です。21世紀文明が内外から崩壊の危機に瀕している現在、ICLCでは、「人間性の尊厳を確立するヒューマン・リテラシー」を確立しようと、環境、教育・文化・コミュニケーションを通じてさまざまな活動が行われています。行動やネットワークは、アジア地域をはじめ全世界に広がっていますが、むしろ事業の拡大よりも豊かな「ひと」の生き方や「心の眼」を創り出していくことを重要な目的としています。