インドのカースト差別と闘うダリット女性舞踏団を率いるチャンドラさんの講演会の開催
これまで待ちに待っていたインドから、実に素晴らしい舞踊団(最下層に属するダリットの女性たちが来日します。なんともたくましいシスターチャンドラが、インドの厳しく激しい変化の中から新しい動きを作り出しています。
インドにはタップーと呼ばれる、死を知らせるための太鼓があります。長い歴史を持つこの太鼓は、不可触民とされたダリットと呼ばれる人たちの、苦しみと痛みが深く刻まれた太鼓です。
この太鼓を女性が手にし、女性自身を解放するための新たな武器として、新しい命を与え、同時にその響きによって、沈黙させられてきた女性たちに言葉と勇気を与えるものにかえたのが、南インドタミルナードゥ州のディンディガルの地で、1993年以来15年以上にわたって社会の底辺の人々につくしてきたシスターチャンドラです。
彼女が今年2008年社会貢献賞を、社会貢献支援財団から受賞することになったのを機に、チャンドラさんを含めて15名の舞踊団が来日することとなりました。17日には、チャンドラさんの舞踊も含めて、講演会が開催されます。感激です。インドの大きな変化の中で揺れ動く、女性たちのたくましい生き方やカースト制度の現実が、講演と舞踊の中から浮かび上がってきます。もし時間がありましたらお出で下さい。新しい感動とインスピレーションが得られるかもしれません!
http://www.asiawave.co.jp/aw2008_11ind.htm
お待ちしています。
時: 11月17日(月)
午後6時半開演
場所: 東京虎ノ門 海洋船舶ビル10階
http://www.sof.or.jp/jp/about/access.php
東京都港区虎ノ門1-15-16海洋船舶ビル. TEL.03-3502- 2231
入場料: 1500円
主催: 国際識字文化センター(ICLC)
連絡先: iclc2001@gmail.com
予約などは必要ありません。