ミャンマーで虹をつくる授業をやってみた

ある日私は、ミャンマーの山奥にある小学校の教室の天井に、「虹」を映し出してみた。それは教師から借りた手鏡をバケツの水の中に入れて、太陽の光を反射させるだけのもの。しかし子どもたちの驚きようはなかった、見て下さい。彼らの表情を!そのあとの授業からは、子どもたちは自分で自分の虹を作ろうと必死になった。そしてみんな科学が好きになっていった。そして、子どもたちは、なぜ雨上がりの日に谷間に虹がかかるかを知った。これが私がミャンマーで行っていた100レッスンの中の科学実験のひとつ。