新政権に期待する!

アメリカのオバマ政権の民主党共和党を破ったと同じく、日本の民主党自民党を破って半世紀ぶりに政権交代を可能にしたことは、世界歴史の中で2009年の出来事として特筆されるに違いない。

オバマ政権も日本の民主党と同じく今のところ何を生み出すかわからない。しかしアメリカにとって不況の中での保険改革の難しさや泥沼化するアフガニスタン問題などは、余りにも難しく課題だらけだ。しかしもう一歩も退けない状況に立たされている。

日本の民主党も、同じく国内的には自民党に対する怒りと予算のばら撒き作戦で功を奏したというべきで、それだけにばら撒き政策のようなことばかりを行い、国民の機嫌をとっていたら、あっという間に自民党が起き上がって激しい倒閣運動を起こすやもしれぬ。

民主党はゆっくりとしかし過激にいい仕事をすべきだ。反対を恐れていては、日米交渉などはできない。政権を何度か手放すぐらいの覚悟で日米関係の基地問題や協定などの課題に誠実に取り組まねばならない。