農水省の汚染米に関して深刻な問答

Q) 農水省は、中国からの汚染米やミルクなどをなぜ厳しく検査して輸入しなかったの?
A) きちんと検査をやると中国米はほとんど輸入できなくなってくるから、それに袖の下が軽くなってしまうからネ!もともと中国米はひどく汚染されていたのを、農水省はよく知っていたけど。工業米として輸入したのに、国民にはそうは伝えなかったんだよ。中国のみんな食べている汚染の実態を知らせていないからだよ。農水省というのは、歴代の大臣からして信用できるのは1人もいないしね。大臣に奏上するする官僚たちも疑惑と嘘で塗り固めているんだよ。
Q) 農水省は、汚染米を工業用や木材の接着剤として、売却したというけど、本当に?
A) いいえ。建前は、そう言っているけど、実際は全く違うんだよ。日本の業者は、汚染米などを使って、糊を作ったこともなければ接着剤などに使用したことはほとんどないよ。工業用の糊や接着剤は、すべてタピオカや小麦から作るのだからね。農水省と業者との犯罪的な癒着だよ。汚染米はすべて食用に回されたんだね。こうした状況が続けば、日本人の癌の発生率は極端に高くなっていくね。

Q) 今年は、アメリカからBSE(狂牛病)の肉輸入疑惑、餃子事件、汚染米、汚染ミルクの問題などが次々と起きているけど、これだけ虚偽や隠蔽が行われるのに、こうした汚染検査を、当局だけにまかしておいて大丈夫なの?
A) もちろん。大丈夫じゃあない。当局の発表は、戦争について発表した、大本営の発表と同じで、全くのニセモノだよ。それは今回の厚生省の年金問題を見てもわかるでしょ。年金の膨大な記録が紛失しているどころか、年金記録が当局の関係者によって故意に書き換えられているんだよ。彼らは勝手に年金御殿を建てたりしていてね。要は、もう当局の発表は信じられないということ。
   
Q) このごろ、産学共同といって、大学と企業が合同で製品開発などをやっているでしょ。そういう体制を作ればいいのにね?大学という研究機関には希望が持てるの?
A) それは理想だね。大学も生き残りをかけて企業と組んでいるから、こうした微妙な健康の問題や厚生省の問題などには、経済的な観点からも余り手を出さないのさ。第一お金も得られないし、補助金も来なくなるしね。企業と組んでいるのは、お金儲けのためだけさ。特に理工系はね。拠点大学システムとかなんとかいって、重点的に補助金を出そうとしているけど、これは批判を封じる懐柔策だね。

Q) では民間のNPOやNGOなどがもっともっと努力していけばいいの?
A) それはそうだけど、多くのNGOは、専門能力、経済能力、批判能力が非常に少ないからね。牙を抜き取られた虎なんだ からね。まだまだ彼らには期待できない。しかし彼らの変化や、彼らから期待されない以上、日本は絶対に変らないからね。つまりNGO(民間団体)が、専門機関と協力して独立した機能をもった食品検査体制を常備しないといけないのさ。当局の検査結果は信じられないからね。検査結果はいくつあってもいいのさ。食品と健康の因果関係は、そう簡単ではないからね。今、必要なのは体制をきちんと責任をもって改革できる能力なんだよ。それをNGOは見につけないとね。例えば企業や政治家の中にも、心を痛めているものもいるからね。党派を超えて、彼らをきちんと見極めながら、この腐敗した政治体制を大きく変革することだね。まず政権交代だよ。

Q) 政権交代で、そんなに希望が持てるの?なんだか苦しくなってきた・・・・・・
A) これで希望が実現するわけではないけど、シーソーのようにね。ドッタン、バッタンと課題と重要さで政権交代を絶えず行わないと、自分の意見を持つことができなくなるからね。今回も首相の顔や閣僚の顔が変っただけで、奇妙な期待感をもたらす雰囲気がマスコミには生まれているからね。戦後、一度も大きな政権交代はないんだよ。自民党が圧倒的に政権を独占して、それを民社党公明党がサポートしてきたからね。単純ではないよ。

Q) ということは、今度の日本の衆議院選では政権交代はないっていうこと?
A) いいえ、政権交代は、どんなに自民党公明党があがいても自明の理だよ。自然の流れだよ。天命だよ。これだけ年金や食の問題で国民を苦しめておきながら、抜本的な改革をしない政府に、国民は本当に怒っているからね。民主党の主流に、共産党社民党国民新党などが加わって思い切った改革をやっていければね。

Q) ということは、日本もいい方向へ変っていくのかな?
A) うーーーーん。いまのところ、何も言えねえ・・・・・・・