愚かな農相を即刻、罷免せよ!

愚かな首相が首相なら、愚かな農相も農相ー自民党はこうした愚かな政治家を無数にかかえているが、このような政府に日本国民はよくも耐えてきたものだ。日本が世界に先駆けて凋落していくのが目にみえている。メタミドホスを含んだ事故米が、農林省の愚かな判断と民間会社の犯罪によって、食用に転用され、国民の口に入っていたことに対して、太田農相は、
「(検出された農薬は)中国製ギョーザ事件のギョーザに比べて60万分の1の低濃度。人体に影響がないことは自信をもって申し上げられる。だから、あまりじたばた騒いでいない」と話したという。

なんという愚かな発言であろうか?こうした認識では、こうした深刻な問題は無限に起きる。食のリテラシーどころのはなしではない。恐ろしいほどに愚かな発言である。これが農林省の意識の実体である。ここには犯罪を犯したという意識のかけらもない。国民の健康と食の重要さを全く認識していない閣僚が、なぜいつも大臣に任命され、世の中を闊歩しているのだ。かって「女性は子を産む機械である」と発言した馬鹿な厚生大臣もいたが、いったいどこが厚生大臣なのか?いったいどこが農林大臣なのか?

現在の世界では、どこでもかしこでも「口紅を塗ったブタ」が歩いている

口紅は、女性の専売特許ではない。男性も同じ口紅をつけ、ブタのように闊歩している。そしてこの口紅をつけた様態はあらゆる場所で見ることができる。オバマが発言したこの言葉は、今日の世界状況をいみじくも鋭利に表現している。人間という動物は、ブタが口紅をつけているとは決して笑えない。

それはオバマが指摘したように、共和党のやりかたは、口紅をつけたブタであるのは確かな事実だ。事実を指摘されると人間は一番怒るものだ。しかしそれは、民主党も同じ。彼らも同じように口紅を塗っている。

日本では、偽装した耐震構造の建築に始まり、今回のメタミドホス入りの汚染米などは最たるものである。考えてみると、人間は基本的に「口紅をつけたブタ」である。そうそう、私も口紅で薄化粧(ときどき厚化粧)して歩いている1匹のブタなのだ。